これからECサイトのお仕事に就きたいな。
でも、志望動機はなんて書こう…
ありきたりな内容だとすぐに「どこかのサイトで見たの?」ってバレちゃうし、でも実際のお仕事のことは良く分かりません!
そういう新卒さんへ向けて、
実際のECサイト運営で押さえておきたいポイントを紹介します。
今回紹介するのは、ECサイトの売り上げに直結する運営側の内部情報です。
一気に紹介しますので、その中から『あなたの得意とする分野』を見つけて、1点の知識を深めて就職活動のきっかけにして下さいね♪
これはやっちゃダメですよ!
あれも…
これも…
というのは禁物です。
ECサイト運営では、広く浅くというよりも、狭く深い知識のある人が何人も集まった方が、会社としては強くなれますからね!!
この部門は○○さん、こっちの分野は□□さん。という感じでリーダーがきちんと仕事を振り分けてくれます。
ECサイトの志望動機に直結するポイント
ECサイトの運営側で欲しい人材を5パターン紹介します。
アクセス強化を得意とする人材
- 検索強化
- メルマガ
- 広告
- ランキング
- SNS
- 外部やモール流入
まずは、お客様がECサイトへ訪問して頂かなければなりません。その為にはお客様のニーズに合わせてサイトへ来てもらう必要があります。
その方法としては、スマホで検索した時に自社のECサイトが検索上位(1位)に表示されるようなテクニックが必要となってきます。
また、PPC広告など会社がお金を払って広告を出したり、楽天やアマゾンなどのランキングに自社製品が掲載されるような商品を見つけていくテクニックが要求されます。
そしてSNSによる拡散が得意な人は、会社の公式SNSを使ってお客様を呼ぶことも貢献出来ます。
購入単価UPを得意とする人材
- まとめ買い
- 類似商品
- 関連商品
- オプション促進
- トータルコーデ
- 季節特集
一つの商品を購入して頂く時、ついでに欲しくなる物や関連商品、例えば『色違い商品』なんてのは定番ですよね!
また、特に男性のお客様の場合はシャツの1点購入よりもコーディネートで紹介するとついでに購入してくれることが多いです。
また、季節特集では年間を通したプレゼント(母の日やお中元、クリスマスやお歳暮など)の時に『この商品を購入されている方は、こちらも一緒に購入する方が多いですよ♪』
といったように、一緒に欲しくなる商品を見つけ出すテクニックが求められます。
ガジェット機能というのもありますが、意図的に仕込む方面です!
※ただ、なんでもかんでも一緒に紹介すればいい訳ではありません。お客様のかゆい所に手が届くような発想が大切です。
購入率UPを得意とする人材
- かご落ち率
- 配送手配
- 付加価値構想
- イベント
- 決済手順
- ページ内容強化
かご落ちって、ネットショッピングでカートに入れたけど「やっぱりやーめた!」ということです。このかご落ちを無くすためには、見やすい決済手順や幅広い配送手段にする事が大切です。
さらに今購入すると○○○がお得!
といったように今購入することの付加価値をつけたり、イベントに結び付けるアイデアが求められます。
★関連記事
リピート率UPを得意とする人材
- クーポン
- 定期購入
- メルマガ
- 同梱予測
- 関連商品紹介
- 同封物(チラシ)
リピート率を上げることは、会社にとって売上予測を立てやすいので、是非とも強化したい分野です。お客様を飽きさせず、しつこくならない程度にそれでも逃さない大切なポジションになります。
学生の時、文化祭実行委員の経験があったりすると、活躍できる場面が多いかな?
例えば、また来年も行ってみようかな?と思ってもらえるような発想や、顧客管理能力も問われますので、ちょっとハードルは高いのも事実です。
でも、やっぱりやってみたい!という強い意志があれば、きっとなんとかなります!
キャンセル率低下を得意とする人材
- 注意書き
- 不安要素の排除
- 在庫管理
- 代替品促進
- ミス低減
- お買い物手引き
キャンセルはECサイトだけに限らず、実店舗でも他のお仕事でも一番避けたい内容です。
例えば、サイズや見本画像との違いから、キャンセルになってしまった時の迅速な対応、そしてお詫びの気持ちが顧客を手放してしまうのか、リピーター顧客になってくれるかを分けます。
そして、キャンセルが出てしまった時はすぐに社内でなぜキャンセルになってしまったのか?を検討していかなければ、キャンセル率は下がることはありません。
また、SNSの影響力が大きい昨今、たくさんのキャンセル品を出してしまった時は、あっという間に悪い評判が流れてしまい、死活問題になってしまう可能性もあります。
そのため、
感情に左右されない的確な判断が出来る人材が求められます。
★関連記事
ECサイトへの志望動機を見つける方法
あなたがECサイトの志望動機を明確に話せない時は、まず親や親友に自分の特徴を聞いてみることをお勧めします。
自分自身のことは、自分が一番知っているようで実は一番気がついてないことが多いですよ!
ただ漠然とECさいとで働きたい!
なんとなくネットショップが人気の就職先だから。。。
といったような曖昧な考え方だと、面接の時に私たちは見破ってしまいます。なので実際に志望動機を書く時は、一度親身になってなんでも話してくれる人に相談してみるのが良い方法だと私は思います。
志望動機で押さえておきたいポイントのまとめ
まずはきちんと自己分析をしていきましょう。
そして、あなたがECサイト運営のどの部門で働きたいのかを明確にしておくことが、面接時に有利とされる志望動機に繋がります。
その為には上記で挙げた
- アクセス強化方法が得意
- 購入単価UPの方法を知っている
- 購入率UPの経験がある
- リピート率UPのコツを知っている
- キャンセル率を下げる為の判断力に自信がある
これらのうちどれか一つでも自分に向いている(できそうな)分野がありました、その部分の知識を学んでいきましょう。
新卒生さんがこれから
『ECサイトを目指す志望動機』
の参考になれましたら嬉しいです♪
コメント