就職活動で使える自己分析のやり方を3ステップで紹介!

自己分析のやり方1

こんにちは!

chico
chico

現在もECサイトで働いているchicoです。

ところでみなさんは、就職活動や転職活動の際、自己分析はしていますか?

 

自己分析を行うと

  • 自分の強みや弱み
  • 仕事選びの軸

を明確にすることができます。

 

自分の長所(強み)や短所(弱み)が明確にできると、履歴書の自己PRや職務経歴書を書く時に「なかなか書けない!」ということが無くなり、就活する時の軸としてもモチベーションがあがります。

 

そう言われても

やり方がわからない!

 

なんて人もいるかと思います。私もそうでしたので…

 

今回はそんな自己分析のやり方を3ステップで紹介したいと思います。紹介するやり方は私が学生時代に就職担当の先生から教えて頂いたやり方です。

 

非常に的確で、簡単なやり方なのでぜひ参考にしてみてください!

 

自己分析の目的

そもそも自己分析とは何のためにやるのでしょうか?

それは冒頭にも書きましたが

  • 自分の強みや弱み
  • 仕事選びの軸

を明確にするためです。

 

自己分析と言うと「自己PRのためのもの」だと思っている方も多いと思いますが、それだけでなく

企業選びや職種選びのための根本的役割も担います

 

自己分析で重要なのは正解を導き出すことではなく、自分が納得できる結果が出るまで繰り返し行うということです。

 

しっかりと自己分析を行って説得力のある自己PRを作り、自分に最適な企業や職種を見つけましょう!

自己分析のやり方2

 

自己分析のやり方

早速自己分析のやり方を紹介していきたいと思います。

 

大きく分けて3つのステップがあります。

  1. 就活サイトの自己分析ツールで自己分析
  2. 他己分析をしてもらう
  3. 自分年表を作る

というやり方です。

それではそれぞれ詳しく紹介していきますね。

 

就活サイトの自己分析ツールを使う

自己分析のやり方3

 

自己分析の第一歩は、就活サイトの自己分析ツールを使って自分がどんな人間なのか理解することです。

自己分析ツールを使う最大のメリットは、自分の長所や短所を企業の立場から教えてくれるということです。

 

分かりやすく言うと、自己分析ツールの結果から

  • 企業が重要視していること
  • 求める人物像
  • 求められている自己PR のポイント

などがわかる、ということです。

これを理解しているかどうかで履歴書やエントリーシートの質が大きく変わります。

 

余談になりますが、自己PR についての企業側と応募者側とのギャップについて、次のような結果が出ています。

企業と学生のギャップ

※出典:リクルートキャリア 就職みらい研究所「就職白書2018 -採用活動・就職活動編-」

これは2018年度の新卒採用での結果です。

 

このグラフをみると企業側

  • 人柄
  • 企業に対する熱意
  • 今後の可能性

についてを重視しています。

 

一方で学生

  • アルバイト経験
  • 人柄
  • 所属サークル

についてをアピールしています。

 

この結果から分かることは、企業側は他人と比べた上での自己評価は求めていないということです。

それよりも自分の価値観や考え方、その上でどう決断してきたか、どう乗り越えてきたかなどが分かる自己PR を求めています。

 

少し長くなりましたがこのギャップをなくすためには、就活サイトの自己分析ツールを使うことが一番の近道なのです。

マイナビ・リクナビなどのサイトで無料診断してくれます。

 

登録不要で適性診断出来るサイトや、それ以外の就活・転職サイトでも独自の診断を設けているところがありますので、自分の使っているサイトを一度チェックしてみてください。

 

 

他己分析をしてもらう

自己分析のやり方、他己分析

自己分析ができたら次は他己分析です。

自己分析で大事なことは客観性です。

 

自己分析の結果は主観であり表現も抽象的です。

他人から見た自分(面接時などに受ける印象等)とは多少なりともズレがあります。

 

そのズレを補正するために他己分析は非常に重要です。

自己分析の内容を他己分析の結果とすり合わせることで、認識のズレを補正し、より説得力のある自己分析にすることができるからです。

 

また自分では気づいていない長所や短所に気付くこともできます。

 

両親や友人など親しい人に「自分のことについて聞く」のは少し恥ずかしいと思いますが、非常に有効な方法なので思い切って取り組んでいきましょう!

 

他己分析のポイントは

  • できるだけ幅広い人に話を聞く
  • できるだけ具体的に質問する

ということです。

 

前述しましたが自己分析で大事なのは客観性です。

回答が偏ってしまわないよう年齢、性別、自分との関係性などを考えて複数人に話を聞くようにしましょう。

家族、友人、先輩、後輩、恩師などいろいろな立場の人から意見をもらうこと
が重要です。

 

また、質問内容はできるだけ具体的に聞くようにしましょう。

私が他己分析の際に聞いていたことは

  • 長所と短所
  • 第一印象
  • 現在の印象(第一印象とのギャップ
  • 向いていると思う業界、職種
  • 印象に残っているエピソードとその理由
  • 気になるクセや直したほうがいいところ
  • 伸ばしたほうが良いところ

です。

学生の時にいろんな方に質問しましたが、自分では思ってもいなかった回答がもらえたりするので非常に役に立ちました。

 

客観性を身につける方法や、自分の気になるクセを見つける為の考え方を知りたい時は、うちの会社(ECサイト運営会社)においてあったこの本がすごく分かり易かったです。

DaiGoの突破力

自分では気が付かないけど、つい思いこんでしまっている「思考の癖」を知ることが出来る本です。

ECサイト運営では担当者や会社の責任者達が会議をして出た意見って、運営側という視線が残ってしまっているので、客観的なアイデアはなかなか出てきません。

そんな時に客観性の重要性を教えてくれた1冊です。

 

そして、私が学生時代に就職担当の先生から教えて頂いた『質問内容をまとめたシート』は、エクセルファイルで用意していますので、ダウンロードして使ってみてください。

 

自分年表を作る

自己分析 自分年表

最後は自分年表の作成です。

自己分析と他己分析の結果をより具体的なものにするために、過去のエピソードを探っていきます。
学生の場合は中学時代~現在までを振り返りましょう。

 

転職の場合は社会人になってからを振り返れば大丈夫です。

なぜ転職したいのかというところは明確にしておきましょう。

 

学校生活はもちろん部活や習い事、アルバイト、サークル、今までの仕事内容などを簡単に書き出していきます。

それに付随して思い出や経験から身についたことを合わせて書き出しておきましょう。

 

また過去の出来事の中で自分のモチベーションがどう変わったのかも把握しておきましょう。

どんな時にやる気が出て、どういう時にやる気を削がれるのかを把握することで「自分がどうなりたいか、どんな職場が向いているか」などが見えてくるはずです。

 

こちらもフォーマットを用意しているので使ってみてください。

 

自分年表を元に

  • 将来どうなりたいか(Will)
  • 何をしたいか(Want)
  • 何ができるか(Can)

ということも書き出しておくと役に立ちますよ。

将来どうなりたいのか

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自己分析のまとめ

自己分析のやり方を紹介しましたがいかがだったでしょうか?

「自己分析は一人でやるもの」と思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

 

自分一人の力に頼ってしまうと

  • 欠点ばかりに目がいってしまう
  • 過去を振り返って憂鬱になる
  • 自己分析が浅い

という失敗に陥りがちです。

 

恥ずかしがらず周りの人の力を借りて、就活・転職を成功させましょう!

自己分析のまとめ

 

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