皆さんは何か資格って持っていますか?
EC運営会社で働いている わたくしchico
実は資格マニアだったりします!
興味を持ったものは必ず受験しています。
転職や就職、現職でも資格を持っているのと無いのでは、全然違ってきます。
たとえば、実務で同じスキルの2人がいた場合。
業務内容によっては有資格者を優遇(昇進や昇給・手当など)される可能性が高いことは、何となく想像つきますよね!
企業によっては、資格支援制度という制度もあります。
それでは、今回はクリエイティブ系のお仕事で、実際に使える資格を紹介していきます。
クリエイティブ系の基礎となる資格
何事も基礎が大事ですよね!
クリエイティブ系のお仕事って幅が広いですが、全てのお仕事の基礎となり得る資格があります。
どんな資格かというと、大きく分けて
- 色彩系
- マルチメディア系
- Adobe のソフトウェア
の3 種類です。
この3つの知識はクリエイティブ系でしたら、どんな職種でも必要になってきます。
まずは色彩系からどんな資格があるのか見ていきましょう!
色彩系資格
色彩系の資格も色々あるのですが、現在主流なのは色彩検定とカラーコーディネーター検定試験の2つです。
色彩検定は
- 色の基礎知識
- 配色のルール
- ファッションなどへの利用方法
などを問われます。
色についての知識や配色は個人の感覚だったり、経験だったりに委ねられがちです。
ですが、色彩検定を通して色について学ぶことで感覚や経験に頼らない色彩理論を身に付けることができます!
色の知識はデザインの基礎となるので是非取得しておきましょう。
- 色のセンスが無い…
- 色使いが下手…
なんて悩んでいる方は絶対に受けた方が良い検定ですよ!
検定のレベルは 3~1 級、UC 級があります。
初めて色について勉強する人は 3 級、実務に応用したい人は 2 級の受験をオススメします!
もう1つは、
カラーコーディネーター検定試験。
こちらは色彩検定の知識に加えて商業的な色彩知識も求められます。
簡単に説明すると、
アパレルショップやデパート、スーパーマーケットなどで商品をならべる時の色の配置や明かりの照らし方。
あれらは、ただ無動作に置いているわけではありません。
店舗へお客様が足を踏み入れたくなり、店内を色と照明で誘導。そして、今のタイミングで一番買って欲しい商品(新作やセール品など)を引き立たせる。
といったことを狙っています。
もちろん、Webサイト上の表現も同じです。
また、私生活でも新たな発見をすることが出来ますよ!
色って、その人に合ったカラーというのがあるのですが、そのことを知らずに洋服選びをすると、
と悲しくなってしまった経験、ありませんか?
それは、自分カラーと洋服の色が合ってなかったからです。
ショップ店員側からみると、合わないお洋服を薦めてしまっては、リピート客になってもらうどころが、もう二度とあの店では買わない!
と、思われてしまうかもしれません。
このようなことが、カラーコーディネーターの資格で身に付けることが出来ます。
3~1級までありますが、色彩検定に合格した人は 2級から受験すると良いと思います。
CG-ARTS マルチメディア検定
次に紹介するのがマルチメディア検定。
こちらはCG-ARTS検定という検定の一つです。
CG-ARTS 検定は
- マルチメディア検定
- CG クリエイター検定
- CG エンジニア検定
- Web デザイナー検定
- 画像処理エンジニア検定
の全部で5つあります。
その全ての基礎となるのがマルチメディア検定です。
マルチメディア検定では
- マルチメディアの基礎
- ネットワークについて
- 写真や動画について
- 音の基礎
- 知的財産権
など幅広く出題されます。
ここからそれぞれの職種の試験へと枝分かれしていきます。
検定レベルはベーシックとエキスパートの2種類です。
出題範囲が広いため、ベーシック取得後エキスパートを受験するのをオススメします。
例えばベーシックの場合、
このような問題があったらあなたは何番と答えますか?
問:友達と電気屋さんへ録画機能付きテレビを買いに行った時です。テレビには『HDD 2TB 内臓』と書いてありました。この HDD 2TB とは何ですか?
- 光学ディスク
- RAMディスク
- フラッシュメモリー
- ハードディスク
- SDカードメモリー
日常生活でも役に立ちますし、身構えるほどの内容でもありません。きちんとお勉強すれば、なにコレ!?
チンプンカンプン??
となりませんよ♪
※答えは 4.ハードディスク です。
Adobe 資格
基礎資格、最後はAdobe の資格です。
と驚いている方もいるかと思いますが、あるんです!
その名も
- Photoshop®クリエイター能力認定試験
- Illustrator®クリエイター能力認定試験
です!
どちらの試験もスタンダードとエキスパートの2種類です。
マークシートのような試験ではなく、パソコンを使った実技形式の試験です。
このブログでもPhotoshopとIllustratorについていくつも記事を書いていますよね。
それほど PhotoshopとIllustratorはクリエイティブ業界では重要ということです!
- フォトショやイラレについて勉強したいけど何から始めればいいかわからない
- 実際に現場で求められるレベルが分からない
という方はまずはこの Adobe資格の勉強 から始めましょう!
スタンダードは基礎的な問題ばかりなので、まずはスタンダードから取得し、スキルアップを目指すのがオススメです。
Web系資格を取って1ランク上を目指そう
次にWeb系の資格を紹介します!
Web系の資格で主流なのは情報検定とWeb検定の2種類です。
情報検定とは
情報検定は、
- 情報システム試験
- 情報活用試験
- 情報デザイン試験
の3種類があります。
情報システム試験はプログラマやシステムエンジニア向けの試験です。
プログラミングスキルやシステムデザインスキルが試されます。
試験科目は
- 基本スキル
- プログラミングスキル
- システムデザインスキル
の3科目です。
「基本スキル」と「システムデザインスキル」に合格した人にはシステムエンジニア認定、「基本スキル」と「プログラミングスキル」に合格した人にはプログラマ認定が交付されます。
情報活用試験は情報やパソコンを使う人の活用能力を試す試験です。
情報リテラシー・情報モラル・セキュリティなどといった問題が出されます。
試験科目は 3~1級までの3科目です。
この試験はパソコンに触れ始めた中学生や高校生から社会人まで受けて欲しい試験です。
情報モラルやセキュリティは、パソコンを使う上で知っておいたほうがいいことだと私は思います。
2級までなら比較的簡単に合格できますよ!
私は1ヶ月程度勉強して2級に合格しました。
難しい試験ではないので、職種に関わらず受験してみてください。
情報デザイン試験は情報を伝えるためのコミュニケーション能力が試される試験です。
情報の収集をはじめ、分析力・論理力・表現力・説得力が評価されます。
試験科目は初級と上級の2科目。
この資格は自社ホームページの運営をしている人やEC サイト運営をしている人に取得して欲しい資格です。
情報デザインについての考え方やモラルについて出題されるので、普段の業務に活かせると思います。
これからEC系で働きたい人は、参考にしてみてください!
♣合わせて読んで欲しい記事
ウェブ検定とは
Web系主流資格、もう一つはWeb検定です。
- Web リテラシー
- Web デザイン
- Web ディレクション
- Web プロデュース
の4つの科目があります。
この試験はWebリテラシーが必須知識となっていて、そこから他3科目に派生していきます。
こちらの資格は2年ごとに更新が必要です。
更新するためには資格継続試験に合格する必要があります。
更新があることで技能レベルが維持されるので、面接の際には非常に有効な資格です。
Webリテラシーと合わせて、自分の職種にあった科目を受験してみてください。
またCG-ARTS のWebデザイナー検定も有用ですので、Web系を目指している人は受験してみてください!
また、取得する為に学んだことを活かして、公募へ申し込んでみると良いかもしれませんよ
♣合わせて読んで欲しい記事
また資格とはちょっと違いますが、実際の現場で使われているプログラミングを学びたい!プログラム言語のスキルをつけて、転職したい!
そういう方へは
を別の記事で紹介してますので、興味があったら是非ご覧ください。
DTP系資格を取って実務に活用
次に紹介するのはDTP系の資格です。
現在主流なのはDTP検定とDTPエキスパートの2種類です。
DTP検定とは
- DTP ディレクション
- DTP ビジネス
の2科目があり、それぞれ3~1種に分かれています。
DTP ディレクションは企画・編集・広報職向けの科目です。
実技というよりはディレクターとしての能力を試されるので、実務経験者向きです。
未経験者でも印刷物の制作に関して総合的な知識を身につけたい人は受験してみてもいいかもしれません。
DTPビジネスは未経験者にもオススメの資格です。
企画書や報告書、販促用チラシなど様々な文書を作成するための力が身につきます。
訴求力の高い文書を作成できる技術が身につくので、業界においても即戦力になれます!
また外注の基礎や印刷会社とのコミュニケーションに必要な知識も身につけることができます。
DTP 初心者の人はまずはDTP ビジネスから受験してみてはいかがでしょうか?
DTPエキスパートとは
もう一つがDTP エキスパートという資格です。
こちらの検定は実際にすでに業界で働いている人向けです。
専門用語が多く、高度な知識が要求されるので実務経験を経てから受験しましょう。
なお2つの検定は2年ごとに更新があります。
Web 検定同様技能レベルが維持されるので、転職面接の際には非常に有効な資格です!
その他クリエイティブ系に有利な資格
最後に一つ個人的に紹介したい資格があります!
EC系や写真に興味がある方は、是非お勧めの資格です。
それはフォトマスター検定!
フォトマスター検定とは
その名の通り写真に関する資格です。
フォトマスターは3~1級までの4科目です(準1級あり)
EC系で働きたい人は2級程度を取得しておくと役に立ちますよ!
またストックフォトサービスを利用して収入を得たい人にもオススメです。
ストックフォトサービスについては前の記事↓を参考にしてください!
クリエイティブ系で本当に使える資格まとめ
業界別に様々な資格を紹介しましたが、参考になりましたか?
ちなみに私(chico)は今回紹介した資格の8割を持っています♪
一見関係なさそうに見える資格でも、思わぬところで業務に活きてきたりします!
職種にとらわれず『興味を持った資格はぜひ受験』してみてください!
資格を持ってる持ってないは別として、お仕事ではやっぱりやる気が大切です。そこで、このような記事も書いてみました。
♣合わせて読んで欲しい記事
コメント