こんにちは!
ファッション系ECサイトで働いている、chicoです。
このブログでは、ファッションや職業の事を時々書いていますが、今回はファッション系のお仕事を目指している方でしたら、一度くらいはきっとなりたい!と思ったことのある職業。
ファッション系バイヤーを希望している方へ向けて、現在バイヤーを目指している2人と、現在バイヤーとして頑張っている2人の体験談を紹介します。
いきなりバイヤー職に就くのはすごく難しいと思いますが、夢は大きく明確にしていきましょう!と、私はいつも思っていますので、あなたの志望動機の1つとして参考にして下さい。
では、紹介します♪
バイヤー志望の女子大生
私は幼いころから母親の影響で奇抜なファッションをさせられていたので、自然にファッションに興味を持ちました。
色ごとに合わせるファッションが好きで全身真っ赤な日もありました。
私は、母はマレーシア出身で父は日本人のハーフなので、日本だけのファッション文化だけで無く、海外のファッション文化にも深く興味を持っています。
それに加えて洋楽を聴くのが好きで、幼いころから海外に対して強い憧れがありました。
海外ドラマを見てはファッションにばかり興味がいき、日本のファッション文化を世界に伝えていきたい。そして、世界のファッション文化を日本にも伝えたいという思いがあります。
ファッション文化と海外文化にも、それぞれ関われる仕事とは何があるのだろう?
と、中学生になった頃から意識を持ち始め、調べていたところ、バイヤー職がまさに理想の職業だと思いましたので、バイヤーを目指すようになりました。
また、知り合いの女性がバイヤーをしていて、海外に買い付けに行くとSNSで投稿しているのを見かけます。それを見ては、日に日に強い憧れが募っていきました。
日本は黒い服装が多く暗い印象があります。
モードファッションはもちろん良いことですが、私はもっとカラフルでもいいのでは?と考えています。
なので、アメリカやヨーロッパだけでなくインドなどのファッションを取り扱ったお店に足を運び、現地のものも実際に目で見てきました。
実際にバイヤーに関する仕事はまだしたことがありませんが、海外に旅行した際はお土産にこだわりを持っています。
以上のことから、私はバイヤーを目指しています。
古着のセレクトショップを持ちたいバイヤー志望者
私は現在バイヤー志望者です。
自分はとにかく服が好きなので、服飾に関する仕事に携わりたいからです。
ただ、数年前まではデザイナーにはなれる気がしませんでした。理由は、デザイナーになる為には独創性はもちろん、「高い精神性やバックグラウンド」が求められると学んだからです。
ところが、デザイナーや流通などを学んでいく中で、バイヤーという形で日本のファッションに関わっていきたい気持ちが強くなり、現在のなりたい職業はバイヤーです!
バイヤーの仕事は、セレクトと買い付けだと認識しています。
私は「自分の好きなファッションに合う洋服を探して、セレクトする」という仕事にワクワクしています。
また、将来的には古着のセレクトショップを持ちたいと考えています。自分のファッションを具現化するようなイメージで、店を構えたいのが私の夢です。
また古着の場合、比較的安価に提供できるのも魅力の1つです。
ヨーロッパやアメリカで斬新な洋服などを買い付けることで、珍しいデザインやサイズ感のものをセレクトし、利益をあげつつ、お客様に満足してもらうのが最終的な目的です。
心からファッションを楽しんでもらい、その上でわたしのファッションに共感していただければ、バイヤーとしてこれ以上の幸せはないでしょう。
最初はあまり給料面は期待できないかもしれませんが、それでも頑張りたいと考えています。
バイヤーとして働く中年男性の体験談
私は学生の頃から古着が好きで、古着屋さんに毎日のように通っていました。
その中でも、いつも立ち寄っていたお店の店長さんと仲良くなり色んな話をしていました。
例えば、
- ジーンズの年代別に対しての特徴
- 好きなブランド(主にリーバース)のビンテージ品について
などです。
このお店と気さくな店長さんのおかげで、私の知識はだんだん増えてきて、時には「これ取り寄せて!」など、注文もする様になっていました。
古着と言ったら、当時は古着のバブル時代で50年代60年代の程度の良いものが100万近くになるジーンズやGジャンが高騰する時代だったのを今も覚えています。
当時は学生ながらもバイトして、そのほとんどをレア物から高額なジーンズなどの購入資金に充てていました。
本当は現地で買った方が安く手に入れられることは知ってましたが、学生だったので卒業するまでは「我慢!」と自分に言い聞かせていました。
日本でも値段が安くて、価値あるジーンズなど中には掘り出し物で出てくる事もあったので楽しかったです。
あの頃は行きつけの古着屋さんに何百回と足を運んだことか分かりません。
その間に店長との信頼感も生まれ、生意気なことですが、
- お店の中の構想
- どれが売れやすいか
というようなお店のアドバイスなんかもしてましたね。
その古着屋さんは、女子高生もお客さんにいたので、少しずつだけどお店の雰囲気を変えてみては?とアドバイスしたのも良い思い出です。
そうこうしてる時に転機がやってきました!
お店でバイヤーをやってる人がその月末で辞めることになってしまい、
バイヤーやってもらえないか?
と店長が言って来たのです。
始めはいつもの冗談と思ったのですが、どうやら本気だということがわかったので、その日は1日考えさせて下さい。と言って、店を出て行きました。
自宅へ帰ると、店長が言ってくれた言葉
バイヤーやってもらえないか?
という言葉の重みが徐々に伝わってきて、嬉しさとプレッシャー、ワクワク感が同時にやってきます。
私には年代別にジーンズの知識が、当時の若者にしてはけっこうあったので、翌日の開店時間に店へ行って「是非、僕にやらせてください!」と答えて雇ってもらいました。
それが現在もバイヤーとして仕事に就くきっかけでした。
大学を中退して副業バイヤーをしている女性の体験談
現在会社員ですが、副業としてバイヤー職をしております。
女優の香里奈さんが主演を務めていた「リアルクローズ」というテレビドラマを小学生の時に見て、バイヤーという職業に憧れを抱きました。
大学では流通学部ブランドマーケティング部がある大学に入学しましたが、バイヤーの仕事をしている方との知り合いをきっかけに大学を中退し、その方の元で勉強をさせて頂くことになります。
元々アパレル・ファッションは好きでしたが、デザインを作ったりなどではなく、服自体が好きで売っている服でコーディネートを考えたり、小物との組み合わせをどれくらい考えれるか?
それを考えている時間が好きでした。
その方のバイヤーの買い付けに同行して、好きな服だけに埋もれて生きたい!という気持ちが強くなり、自分でセレクトショップを立ち上げました。
私はブランドや企業のバイヤーではなく、自分の好きなものを周りの方に共感してもらえれば嬉しいなという感覚でバイヤー職をしているので、バイヤーと胸を張って言っていいものかわかりません。
ですが、好きなものがブレずにそれで生活していけるのは私にとっては幸せです。
中には共感を得られないことももちろんありますが、たった1人の方でも共感してくださった時の喜びはかなり大きいです。
私の次の目標はバイヤー1本で生活できるようになることです。
その為には1人でも多く共感してくれる方を増やすことだと思うので、流行を取り入れつつ自分の感性も忘れずに頑張っていきたいです。
まとめ
今回は2人のバイヤー志願者と、2人の現役バイヤーさんの体験談を紹介してきました。
いかがでしたか?
これからファッション系のバイヤーとして働きたいと思っている方、今回の内容は参考になれましたでしょうか。
バイヤーという職業は、ただなんとなく…
という気持ちだったり、普通の会社へ就職するのとはけっこう違いますので、焦らず、なりたい自分のイメージを明確に持って、将来へ繋げていきましょう!
♣合わせて読んで欲しい記事
コメント