コロナウイルス感染拡大防止としての自粛、飲食店の皆さんも大変ですけれど、アパレルショップ業界もかなりピンチです!
私の勤めるECサイト運営会社では、今まで運営やサイトの更新を任されていたファッション系ECサイトでも、ネットショップを閉じてしまったところが数社御座います。
それとは逆に、実店舗からECショップへ切り替えるお店の相談も多いですが、ファッション業界は今まで以上に生き残りをかけて、ものすごく必死です!
そこで今回は、
コロナ不況でも転職に成功した人達の体験談
を5人分ご紹介致します。
今回は、ECサイトやファッション系以外の方々の体験談も紹介しますので、参考にして下さい!そして、みんなの共通点は熱意でした。
それではご覧下さい。
カメラマンからテレビ製作会社のディレクターに転職をした20代男性の体験談
私はテレビ局のカメラマンから、テレビ制作をしている制作会社でディレクターに転職しました。
今までテレビ局のカメラマン専門で働いてきましたが、テレビ制作をマルチに出来る様になりたいと思い、転職を志しました。
コロナというこのご時世ですが、仕事がない中でも制作したい!という気持ちを社長に熱く語りました。
とにかく今は技術不足なので、ディレクターとして経験を積んでみたいという気持ちとコロナが落ち着いたあかつきには、
と熱く語らせていただきました。
(※具体的な企画の内容は割愛させていただきます。)
その結果が社長に響いたのかわかりませんが、採用という形が決まって新たなスタートを切ることができました。
転職を考えている人は、コロナでの不況もありますが、
- 自分のやりたい事
- やってみたい事
を明確に意識して、面接などでしっかり気持ちをぶつける事が大切だと思います。
みんなが大変な時期だからこそ、やる気のある人や前向きな人は目立ちやすくチャンスなのではないかと私は思います。
大変な時期ですが自分の目標から目を逸らさずに頑張っていけば、結果も近寄ってくれると思います。
小学校支援員からドラックストアの社員へ転職した20代女性
私は小学校の支援員から、通勤が便利な近所のドラックストア(正社員)へ転職しました。
学生時代に取得してて良かった資格を活かした転職体験談です。
このご時世だからマスクをつけての面接でした。
マスクをつけていると、表情が分かりにくいというデメリットが転職者側にあります。なので、口角をあげ、目元でも笑顔だということがわかるよう全力の笑顔を作りました。
また、マスクをつけていると女性はメイクがやや濃い目になりがちです。
なので、使う色は少なめにし、目元が自然と大きく見えるようメイクを動画で勉強しました。
わたしの場合は
- 登録販売者という資格
が大きかったのかもしれません。
その為か、すぐに採用が決まりました。
資格をとっておいてよかったと思います。
※ちょっと補足します。
登録販売者資格とは薬剤師ではないですが、一般用医薬品を販売することができる資格です。第2類、第3類の販売ができるのですが、資格取得には薬学系の学歴などは必要なく、だれでも取得することが可能な人気の資格です。
今は、なかなか自分が就きたい職に就けない時代かもしれません。
私の場合、接客がしたかったことと、資格を使いたかったことが一致した職場で、運良く家の近くにお店があったから転職できただけかもしれません。
しかし、面接では
- 空白の期間何をしていたか?
を聞かれました。
今はちょうどチャンスかもしれません。
他に興味のある資格の勉強をしてみたり、自分の知識を増やすことに時間を割いてみてもいいかもしれません。
また同じような就職困難な時期がやってきても、その資格が生かせるかもしれません。
就職した後に就職先で興味のある資格に出会えるかもしれません。
資格や勉強・知識は将来自分の役に立つと思います。なので、自宅にいる時間が増えた方、自分の時間が多く使える方は、資格の勉強をおすすめします。
会社が倒産!販売職から同業の販売職へ転職した40代男性の体験談
新型コロナウィルスの影響で、以前勤めていた会社(某ショップ)が倒産になりました。
海外からのインバウンドに頼っていた売上の影響が強く、今回のコロナ騒動の影響をモロに受けてしまい、会社が無くなってしまいました。
会社から事前告知はなく、倒産の連絡も突然でした。
そのため急遽の就職活動となります。
今まで勤めていたテナント型販売業は、元々業績の不安定さはあります。
私は、業界回復が始まっていない同業に留まるか、異業種に飛び込むかの迷いはありました。
ですが、同業の方が経験者として採用されやすい
かも?と考えて、同業他社に就職活動を始めます。
やはり40代という年齢がネックになりましたね。
面接や採用結果の連絡でも、同情はするけど採用には至らないというケースがほとんどでした。
ですが、めげることなく10社以上受け続けていくうちに、私の経歴に興味を持ってくれる会社が数社出てきてくれました。
そして最終的に採用の通知を2社で頂き、待遇は多少落ちますが無事に働き口を得ることが出来ました。
最近は若干ですが、コロナの影響が薄くなってきて、その間厳しかった業界にも追い風が吹き始めているように感じます。
ですが、コロナの影響で倒産した会社と同業種ということは必ずしも影響を受けていたということだと思います。
そう考えれば採用は厳しいという状況も合点がいきます。
そんな状況の中採用してくれた会社には、本当に感謝しています。
転職活動を始めて、次が決まるまでの間は約1ヶ月でしたが、とても長く感じました。
家族にもやっとその報告ができたことがとても嬉しく思います。
経済状況的に厳しい現状は続いていますが、必ず話を聞いてくれる会社あると思います。
諦めないで頑張り続けることを応援いたします。
♣合わせて読んで欲しい記事
薬剤師だと調子に乗ってた自分が恥ずかしい30代男性
僕は薬剤師の資格を持っています。
転職相談で3月にマイナビを訪れた時は、20軒程度案件がありました。
当時、薬剤師は売り手市場なので全く問題無いと思い、しばらく転職先は探さなくても大丈夫と思い退職日(5月連休明け)まで何も手をつけず放っておきました。
ところが、退職して現実を知らされる事になります。
退職日の翌日、ハローワークを訪れ求人を探したところ、数件求人がありました。
2か月前は20件もの案件があったのに、数件まで減っていました。
そこで、僕はハローワークの方に
薬剤師関係は、企業が募集をかけているのか尋ねてみたところ、掲載している求人はすべて決定していると言われました。
その時初めて現実に直面します。
薬剤師だからと調子に乗っていた自分に焦りを覚えます。
藁にもすがる思いで、以前利用した就職斡旋仲介会社に電話をかけて内情を聞きました。
すると、何件かあるので一度面談がしたいと言われ、仲介会社のオフィスに出向きました。
仲介会社のオフィス到着後、担当の人にこう告げられました。
「紹介できる会社は1件しかない」
再度現実を突きつけられました。
今まで薬剤師は選べていたのにもう選べない!
売り手市場なんかではない。
資格があれば安泰だ。
そう思っていた自分でしたが、
丸裸になりました。
それから面接対策のために、マンツーマンで仲介会社の人と一緒に対策を練りました。
今まで薬局の面接なんて売り手市場だったので、あってないようなものばかりでした。
しかし、現在は違います。
必死に練習と対策をやりました。
数日間かけて練習してたところ、以前の求人で気になってたところが偶然求人を出したので、すぐにその会社へ応募します。
そして、面接を受けたところ内定が出ました。
思いっきりガッツポーズするほど嬉しかったです。
売り手市場と言われていた薬剤師業界も、今はボロボロです。
他職種の方はもっとしんどい方もいらっしゃると思います。
頑張ってもどうにもならない事も多いと思います。
そんな時は、試練こそが自分力を高める時と思って生きて行く事をお勧めします。
そして、就職先が決まったら、仕事が出来る喜びを味わいながら生きていきましょう!
転職活動の努力はいつかきっと、幸せの方向に導かれて行くと僕は思います。
特に転職活動の場合、資格の有無は企業側からみても判断材料の目安になりますからね!
飲食サービス業の配膳人から飲食業へ転職した主婦の体験談
サービス業からサービス業と同じ職種ですが、コロナ不景気のなか転職することができました。
コロナ前は派遣会社を通してのスポットで入る配膳人の仕事だった為、仕事がある時とない時の差がかなりありました。
ここで配膳人というお仕事について簡単に説明します。
おおきな会場で配膳のお仕事をする人達を『配膳人』と呼びます。
仕事内容は、結婚式場やホテル・イベント会場などで食べ物を運んだり、ドリンクサーブのお仕事をするお仕事です。
立食パーティーなどで、ドリンクコーナーで飲み物を作ってくれたり、テーブルのお料理が少なくなってくると、新しいものへ取り換えてくれる人達いらっしゃいますよね!
彼女らや彼らが配膳人と呼ばれる職業の人達です。
配膳人のお仕事ってけっこう時給も高かったので、このコロナで一番に切られる立場だったと思います。
私の場合、派遣会社経由なのですぐに切られることはありませんでしたが、仕事は全くありません。実質失業状態でした。
当然ですよね、3密を避け会食をしない・してはいけない社会事情ですから仕方がありません。
そのような中、私は就職活動をすることにします。
- 今までの経験を生かす事が出来る事
- 今までの知識を生かす事
が出来る職種・仕事をと思い活動しました。
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今回、外出自粛の期間が考えていたより短かかった為、サービス業を探し、希望した職種・仕事を探す事が出来ました。
現在は一つの店舗のスタッフとして働いています。
このコロナ禍で職を失い、なかなか次を見つける事が出来ない方も多いと思います。
そんな中、私の場合は運よくあまり間をあける事なく見つけられたので、嬉しく思います。
今現在、仕事を探し就職活動を行っている方へ
- 一番は御自分のやりたい仕事
- やりがいのある仕事
を根気強く探して行くのが良いのかもしれません。
ただ、この御時世です。
御自分の思い通りにならない事の方が多いと思います。
「やりがい」をとるか「生活」をとるか、時間をかけて考えるのも必要だと思います。とりあえず、生活のために仕事をしながら時期を見て、その次を考えるのも一つの方法ではないでしょうか。
2児をもつ主婦の私はそう思います。
コロナ不況でも転職できた人達のまとめ
今回は、コロナ不況でも転職した人達
- テレビ業界内で転職した男性の熱意
- 資格を活かして転職した女性
- ショップ店員から同業他社へ転職した男性
- 薬剤師でも厳しい現実
- 配膳人から飲食業へ転職した主婦
5人の体験談を紹介してきました。
コロナウイルスの影響は、たぶん終わることはなく一緒に付き合っていく方法を見つけていかなければならないのかな。
と私は感じてます。
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