ECサイト運営では欠かせない、画像処理スキル
“Photoshop”の作業についての内容です。
今回はモデルさんを起用した“着用画像”の編集についてお話します。
前回の記事
の続きの内容ですので、もしご覧になってない時は、先に読んでもらえると話しが分かりやすいと思います。
それでは、いきます!
Photoshopで画像処理って何するの?
たぶん、ほとんどのECサイト運営会社では、商品撮影後の処理として使うソフトは、アドビ社のPhotoshopを使っているところが多いと思います。
私の周りでは、全てと言っていいほどみな、『Photoshop』と『Illustrator』を使っています。
これら二つのソフトの違いについては、別記事に書きました。
はい!
では、画像処理といっても漠然としていて、
「じゃあいったい何をやるの?」
という感じですよね。
また、画像処理の為の撮影としても、
モデルさんだったり、商品だったりとその時によって様々です。
商品撮影(物撮り)に関してはブランドや会社さんによって、アピールポイントが違ってきますので、ほとんどの場合は、客様の要望通りにすることが多いです。
ですが、
今回は技量が問われる“着用画像”の編集についての内容です。
画像処理って何するの?
着用画像とは、着画の画像処理のことです。
また、着画というのは、お洋服を実際のモデルさんが着たり身に付けたりしている写真や画像ということです。
それでは、着用画像について簡単に説明します。
素材(元になる写真データ)のトリミング
デジタルカメラで撮影した写真はスマホの写真とは違い、とっっても大きなデータです。パソコンに取り込み原寸大で開くと、画面いっぱいに顔がドーーンと表示されたりして未だに一瞬びっくりしたりします(笑)
ひとまず、無駄なところを省き必要なところだけトリミング(切り抜き)をします。
少し高度?なトリミングはこのような感じです。
トリミングした写真のサイズを変更する(リサイズ)
トリミングした写真のままだと、サイズが大きいままなのでインターネット上で快適に見れるよう、サイズを小さくします。この作業をリサイズと言います。
サイズはモールやサイトで決まってたりしてバラバラなので、その環境に合わせます。
明るさを変更する
元画像だと暗かったりするので、明るさを調節してより良い写真にします。
女性の方も自撮りをした時にアプリで明るさを編集したりしますよね?
それと同様、写真を“盛って”いきます(笑)
※最近ではアプリで自動修正してくれるものもあります。
※証明写真の機械、あれも自動で調整してくれます。
細かなところを修正する
明るさ調整をしたまでの時点で綺麗であれば終了なのですが、背景や床にゴミが写り込んでいたり、洋服がしわくちゃだったり、モデルさんのアホ毛やニキビなどの肌荒れなど、広告として不適切なところがあると、それらを修正していきます。
ブランドや商品の系統によっては、写真を伸ばして足を長くみせたり、小顔補正、胸を大きくしたりしているところもけっこうあることを知ってしまうのも、この業界です。
プリクラやカメラアプリなどで補正されるものを手動でやっている、という感じです。
ざっと流れはこんな感じです。
一見難しそうに見えますが、覚えるとほぼ流れ作業になっていき、簡単なものであれば1~2分くらいで作業できますよ!
画像処理に携わって気づいたこと
私はこの作業(画像処理)をするようになってから、雑誌や広告の写真を見ると
と冷めた目で見てしまうようになってしまいました。(笑)
職業病なのかしら…
また、これは撮影をしている時も同じことが言えるのですが、画像処理では多くの写真とにらめっこします。
その中でモデルさんが良く見える角度やポーズがわかってくるので、普段友達たちと写真を撮ったり撮られたりする時には、無意識にモデルポーズを活用することができます(笑)
商品説明とかでしたら、けっこう得意なのですが、いざ自分の知識を!となると、説明したり教えたりするのは得意な方ではないので、言葉足らずの説明になってしまいました。
ですが・・・
ざっとこんな感じで画像を処理しています。
★関連記事
ECサイト運営で欠かせない画像処理技術のまとめ
すごく簡単な説明でしたけど、
とりあえず、一言でまとめます!
ということが伝われば嬉しいです(^^)
あれっ?
簡単にまとめすぎちゃったかな?
今回は画像処理についての内容でしたので、続いては、実際のお客様との対応について、紹介していきます。
★次に読んでほしい記事
もし、フォトショもイラレもある程度経験があるのでしたら、次の記事の方がオススメです。
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